理想の看護師像

理想の看護師像に近づけていますか?

 

私が看護師として働き始めた頃というのは、仕事を覚えるのが精一杯で、とにかく治療をする為の知識と技術を身につける事に一生懸命でした。

 

患者さんの苦痛を和らげる為に、そして、ひとりでも多くの患者さんの命を助ける為に、日々頑張っていました。

 

しかし、いろいろな患者さんと接しているうちに、身体をケアするだけでは、看護師として充分ではないと思うようになりました。

 

身体の不調を訴えている患者さんは、身体だけではなく不安な思いから心まで病んでしまう方が沢山います。

 

逆に、心が病んでしまうと、身体のいろいろな部分に影響がでてしまい、回復するどころか身体がますます弱ってしまう場合があります。

 

心と身体というのは、とても深い繋がりがあるのです。

 

そのような思いから、私が理想としているのは、身体のケアと心のケアの両方を兼ね備えた看護師です。

 

急性期の職場などでは、1分1秒を争う状態で治療に専念する必要がある為、患者さんの不安を取り除く為の心のケアを、忘れてしまいがちです。

 

看護師としての的確な判断はもちろん大切ですが、それに加えて、患者さんに声をかけるなど、思いを寄せる気持ちもとても大切です。

 

苦痛を訴えていた患者さんが、体調が回復して笑顔をみせてくれた時、それに感謝された時、看護師として満足感を得る事ができますよね。

 

患者さんの心のケアをする為には、患者さんの異変にすぐ気付く事ができるように、常にアンテナを張り巡らせている必要があります。

 

理想とする看護師像には、まだまだ到達する事ができませんが、一日でも早く理想に近づく事ができるように、毎日の仕事を頑張っています。

 

身体だけではなく、心の苦しみも和らげる事ができる看護師になりたいと思っています。

 

看護師単発バイトのダブルワーク

現在の職場は休み希望は通りますか?

 

子育てをしながら仕事をしていると、休み希望が通るかとか、子育てに対する支援とか、職場環境ってすごく大切ですよね。

 

子供が小さいと、園や学校の用事で休みを取りたかったり、子供の体調不良で休みが欲しいと思う時が沢山あるものです。

 

私は以前病棟で働いていたんですけど、年間休日も少なくてなかなか休み希望が通らない職場だったんですよね。

 

そのような環境では、スタッフのみんなにも迷惑をかけてしまうと思って、転職しました。

 

今は、老人保健施設で働いているんですよ。

 

病院に比べると、福祉系の職場というのは、年間休日が多いところが魅力ですよね。

 

仕事を探している時に、いろいろな職場をチェックしたんですけど、福祉系の職場は、年間休日が100日以上あるところが多かったです。

 

今働いている職場は、ママさんナースが沢山いるんですよ。

 

この職場は、育児休暇や育児時間があるので、出産しても仕事を続ける事ができるんです。

 

スタッフは、子育て中のママさんナースや、子育てを終えたベテラン看護師なので、子育てに対する理解はバッチリです。

 

子供の都合で、急に休みが欲しいと思った時にも、みんなで出来る限りカバーしあってるので、その結果、休み希望も通りやすいですよね。

 

休み希望が通りやすいと、もちろんストレスや不満もかなり少なくなりますよね。

 

そのせいか、イライラする事がないので、職場の雰囲気がとてもいいんです。

 

働きやすい職場というのは、人間関係が良い事にも繋がってるんですね。

 

子育てに悩んだ時には、ベテラン看護師から、いろいろなアドバイスをしてもらう事もあるんですよ、何でも話しができる、それだけで、子育てと仕事を両立させている大変さも、薄れる気がするんです。

 

働きやすい職場に感謝していますね。

緩和ケア病棟での夜勤専従

 

緩和ケアは本当に大事な場だと働きながら思います。病気と闘う、とよく言いますが、どうやっても病気が完治しないことが分かっている場合、余命が見えている場合、闘えないですよね。

 

最後を安心して迎えられるように、医療を受けながら、精神的な苦痛を減らして、生活の質(QOL)を高める、維持することがとても大切になります。

 

特にご家族を残していかなければならない場合、親よりも先になる場合、患者様の精神的な苦痛は想像を超えます。

 

緩和ケア病棟いる患者さんは自分の置かれている状況は理解されていますが、分かっていても、受け入れようとしても、急に大きな不安に陥ったりされるので、そのメンタル面でのケアには、看護師自身も訓練をきちんと受けて、自分が患者さんと同じように落ち込まないようなメンタルトレーニングが必要になります。

 

学生時代、心理学の教授が「カウンセラーというのは、その人の心の痛みを、お腹の奥底で、大事に温められる人なんだ」と話してくれたことがありました。

 

正直、私には無理だ、と思いました。

 

でも、今、緩和ケア病棟で働いていると、この教授の言葉をよく思い出すんです。

 

なりたくて病気になる人なんていないわけだし、患者様はもちろんのこと、残されるご家族がきちんと受け入れて、次へ踏み出せるようなサポートもしていかなければならないんじゃないか、と思っています。

 

働き始めた頃は、見送るたびに、全身動けないような疲労感があって、辛すぎる、と思うことがあったのですが、患者様のご家族から「最期をここで過ごせて、本当に幸せだったと思います。」という言葉をいただいた時に、人間である以上、皆、いつかはこの世とお別れしていくわけで、死も自然なこと、と受け入れることが出来るようなり、自然な流れにあらがうことなく、穏やかな最後を迎えられることは次へつながっていくことだと思えるようになりました。

 

そして、お腹の奥底で患者様、ご家族の思いを温められる看護師にもなりたい、と思っています。